我が家のおひなさま

我が家の机が３月に届いた理由、それはこれがあったから。





雛飾りを飾っていた棚を移動させて学習机を置くつもりだったので、雛祭りが終わってから机を持ってきてもらうことに
したのでした。


この雛飾りも、今年で７回目。
真葵が生まれて半年後の冬ににパパの転勤が決まってしまい、お正月明けから大慌てで引越しの準備をした６年前。
そして、新居に引越しの荷物と時を同じくして、はるまきママの実家から届けられたのがこのお雛様でした。
実際に雛人形を選んだのはおばあちゃん（はるまきママの母）だったらしいのですが
「じいちゃんに買ってもらったお雛様だよ～」
と真葵には言い聞かせてます。




真葵の”じいちゃん”が他界して、５度目の春。
今年も無事にお雛様を飾ることが出来たー・・・・・と喜んでいたら。
机が届く前に～、と雛人形を片付けていると、お雛様の手元の異変を発見。
なんと、扇をもつ手にヒビが入っているではありませんか。
そういえば、真葵が雛道具をイジって遊んでいたっけ・・・・・その拍子にガツンとやってしまったに違いない。
じいちゃんの形見のお雛様だから、と取り扱いに気を使っていただけにショックを隠しきれないはるまきママ。
かといって真葵を怒る気にもならず、とりあえずはるまきパパに報告。
「・・・・・まあ、しょうがないんじゃない？いつかこうなると思ってたし」
「やっぱりそう思う？」



自分も小さいときに飾ってあった雛人形のお道具をこっそり持ち出して、おままごとをやった覚えがあるもんなぁ。
きっとパパもこどもの日には兜をかぶって遊んでいたに違いない。
そんな親の下に生まれた真葵の所に来てしまったお雛様は、もてあそばれて当然なのだ。（キッパリ）


・・・・・でもね、ほどほどに、手加減して遊んでね。
なにせ、これはじいちゃんの形見の１つだと、ママは思って大事に大事にしているんだから。
いつか嫁ぐ日には、じいちゃんの思い出話と一緒にして、これを持っていってもらうつもりだから。





こんな感じで、毎年お雛様を片付けた後に真葵のじいちゃんの命日がやってきます。
梅や桃の花が香る頃、雛人形を片付けながらじいちゃんの事を思い出すのでした。

コメント 3

私も実家の雛人形では、ずいぶんお人形遊びをしてしまいました。
何かを壊したような記憶もあります＾＾；
でも、そうやって一緒にオナゴの人生を歩んでいくのもアリかな？とも私のに関しては思っています。
おっぺにはまだ、「おっぺ用」がありません・・。
はやく飾れるようになると良いな～＾＾；
by かのん (2008-03-23 00:28) 

実は私、おひなさまを持っていませんでした。
母が娘時代に大事にしていたおひなさまを、無理矢理借りていった家が火事になり、燃えてしまったから…そのおひなさまに思い入れのあった母が、どうしても新しいものを買う気にならなかった、というのが理由みたいです。
（すみません、ネガティブで＾＾；）
理解できるのですが、でもやっぱり子どもとしては寂しかったのが事実なので、かえるちゃんと一緒におひなさまを楽しみたいなあ…と思います。
ひびも、汚れも（親としてはショックだけど）まるごとひっくるめて、子どもと一緒の人生を歩んでいくんでしょうね〜。
おひなさまと一緒にやってくる命日、きっと空の上から目を細めて見てくださっていることと思います。
by ひなぐま (2008-03-23 09:21) 

＞かのんさん
人形は顔が命、なのに素手でベタベタ触られる我が家の雛人形達。＾＾；
こうやって慈しんでいくのも『大事にしている』ということなのかな、と
勝手に思ってます。

＞ひなぐまさん
お雛様、というのはオンナノコにとって特別なイベントですものね。
かえるちゃんと一緒に、今までの分も”雛祭り”をいっぱいいっぱい
楽しんでください。＾＾
この春は色々イベントがあるので、あちらでもドキドキハラハラと
見守っていてくれると思います・・・・・　＾＾；
by はるまきママ (2008-03-24 11:02)